病院の特徴

“多くのえがお”が生まれるような 充実した環境と空間が広がっています

療養中は、折り紙をしたり、遊歩道を散歩したり、季節の野菜を食べたり、
どれも専門のスタッフが患者さんの目線にたったオーダーメイドの治療法です。

心身ともに良い効果をもたらす作業活動

「書く」「作る」「使う」といった日常生活機能の回復や維持を目標に、患者さんが自立した生活を送ることができるよう、作業療法士が日替わりでプログラムを組み、有意義な作業活動を行っています。様々なプログラムを通して、意欲の向上、対人関係の改善、QOL(生活の質)の向上などを目指しています。

作業活動の効果
生きていることの喜びを感じられる日々の食事

栄養バランスはもちろん、旬の食材を使った季節感あふれる食事をご提供しています。また、栄養士が医師や看護師と連携をはかり、患者さん一人ひとりの栄養状況に合わせたメニュー作り・栄養指導を徹底しています。さらに、飲み込みがうまくできない方には、言語聴覚士が誤嚥の予防に経口摂取を目指すための摂食嚥下訓練を行い、“食べる楽しみ”をサポートします。

身体機能回復へと導く運動指導

明るい光が差し込む広々としたリハビリテーション室では、理学療法士が患者さんの状態に合わせた運動指導を行っています。医師の指示の下、歩行器などを用いた運動療法とマッサージや電気治療などの物理療法を組み合わせて、効果的に回復へと促します。

緑豊かな”自然いっぱい”の空間では 心のそこからリラックスできます

日々の生活の中に十分な安らぎを与えてくれる場を多く設けています。中でも自然の息吹を感じられる遊歩道は、春には満開の桜ものぞめるため、患者さんの心を癒やす“いこいの場”となっています。
半世紀近く当院と共に成長し続けた四季の草木や花々は、そこにいるだけで自然とパワーをもらえると、開院以来多くの方に愛されています。

ご家族、地域とのふれあいを通して

夏祭りやバーベキュー、クリスマス会や餅つき、花見、紅葉狩りなど、年間を通して季節毎のイベントを実施し、患者さんのご家族との交流の場を設けています。また、長年にわたり近隣の小学校とのつながりを深めるなど、街全体から信頼される病院をめざしています。

患者さんのご家族との交流(夏祭り)

供養祭や盆踊りなど、患者さんとご家族が一緒に参加できる毎年恒例の夏祭り。楽しい時間をともに過ごし、患者さんやご家族、当院スタッフの間に深い絆が生まれる一大イベントとして定着しています。

小学校とのつながり(お米の受贈)

近隣小学校へ年1回検診に伺い、子どもの達の健康維持をサポートしています。御礼として毎年子ども達からは田植えから稲刈りまで育て上げたお米を頂き、患者さんのメニューに使わせていただいています。

近隣の急性期病院、高齢者施設とのつながり

高齢者施設の協力病院として定期的に当院の医師が診察へ伺い、高齢者の方の介助や心身のフォローに努めています。緊急の場合は当院での受診を呼びかけるなど、患者さんの症状に合わせて対応出来る体制を整えています。また、当院で療養中に高度な治療が必要となった場合には、近隣の急性期病院に依頼するなど、常に多方面での連携をはかり、幅広いニーズに応えられるよう医療展開しております。今後も”地域の基幹病院”として、この街に貢献していきます。

入退院の手続きや、高齢者施設の紹介・手配などは当院の精神保健福祉士が行います。地域生活と医療の橋わたしをスムーズに進めますので、どうぞご安心ください。

日本精神神経学会専門医制度研修施設認定

当院は、日本精神神経学会から2017年10月1日付で精神科専門医制度研修施設の認定を受けましたことをお知らせいたします