受診から社会復帰における治療体系

安心のチーム医療と、患者さんの社会復帰への積極的な取り組みを実現。

患者さんの状態やご希望に沿って、良質かつ安全な医療サービスを提供するために、主治医、担当看護師を始め、精神保健福祉士、作業療法士など多くのスタッフからなるチームで対応しております。
受診から退院に至るまで、それぞれ専門的な立場から支援をさせていただくことで、円滑な治療を進めることができます。患者さんとの距離をできるだけ縮め、心の通い合いを計りながら、患者さんを中心としたチーム医療の推進に努めて参ります。

チーム医療

行き届いたチーム医療の現場

医療安全委員会など毎月開かれる多くの委員会を始め、病棟毎また専門職種間で日常的にミーティングを開いています。病院全体で患者さんの情報交換を行うとともに、症状改善に向け統一したチームアプローチを行っています。また、全職種を対象とした研修会や研究発表を定期的に行い、医療の質の向上に活かしています。

4つの科が織りなす連携医療

精神科を中心とした4つの科が連携し、患者さんに合わせた治療を幅広く行っております。精神科の専門病院として培った経験を生かし、例えば、うつ病を患った内科の患者さんの診療を精神科医が行う等、近年の医療現場で非常に重要視されている心のケアをスタッフ全員で積極的に進めております。

内科でのCT機器の利用

断面図を見て小さな病変を検出するCT機器を用いて、各種腫瘍、脳疾患、大動脈瘤などの早期発見・早期治療を徹底しております。

身体合併症患者さんの受入れ

精神疾患と身体疾患を併せ持つ患者さんを受入れていますので精神的なアプローチを同時に行うことができます。さらに当院では、4つの科の他、外科、皮膚科、歯科の医師も治療にあたります。